仮想通貨(暗号資産)も株と同じ投資ですよね。
同じ投資なんですが、仮想通貨(暗号資産)と株は、同じなんでしょうか。
それとも、違うものなんでしょうか。
これから、仮想通貨(暗号資産)を始める人なら、疑問に思う部分ですよね。
そこで、仮想通貨(暗号資産)と株の違いについてまとめました。
もちろん共通点もあるので、あわせてご紹介します。
仮想通貨(暗号資産)と株の共通点
投資対象を選ぶ
仮想通貨(暗号資産)も株も投資するものを選ぶ点は、共通しています。
例えば、仮想通貨(暗号資産)ならコインです。ビットコインやイーサリアムが投資対象になります。
株の場合は、ソフトバンクや楽天のような上場企業が投資対象になります。
利益の出し方
投資したときの利益の出し方同じです。
通常は、買った値段よりも高い値段で売れば、その差額が利益になります。
もう1つ、利益の出し方があります。
すこし複雑なので、初心者の方は、慣れるまではおすすめできませんが、参考としてご紹介しておきます。
仮想通貨(暗号資産)には、FXと呼ばれる売りから入ることができるシステムもあります。
株でいうところの信用取引です。
この場合も、売った価格よりもさらに安い金額で買い戻せば、その差額が利益になります。
取引所
仮想通貨(暗号資産)も株も取引所を使って売買を行います。
仮想通貨(暗号資産)には、販売所もありますが、販売所を経由してコインを購入する点は、共通しています。
仮想通貨(暗号資産)と株が違う点
取引時間
仮想通貨(暗号資産)は、24時間・365日取引をすることができます。
一方で、株は、取引きできる時間や日が決まっています。
配当
仮想通貨(暗号資産)には、配当がありません。
株なら、配当を行っている企業の株を持っていれば、配当を受け取ることができます。
また、同様に、仮想通貨(暗号資産)には、株主優待制度もありません。
税金
税金の税率にも違いがあります。
株の場合は、基本的には、売却益の20%が税金です。
実際には、もう少し複雑なんですが、わかりやすくするために、ここでは、20%とします。
反対に、仮想通貨(暗号資産)の場合は、多額の税金がかかってくる可能性があります。
仮想通貨(暗号資産)で、利益が出た分は、雑所得になると決められています。
最大で55%の税金がかかることがあるんです。
管理者
株なら、取引所で売買を管理している人がいます。
株価が上がりすぎたり、逆に下がりすぎた場合に、制限を掛けることがあります。
ストップ高やストップ安がこの制限です。
仮想通貨(暗号資産)には、管理者がいません。
大幅に上昇した場合も、下落した場合でも制限がかかることがありません。
まとめ
仮想通貨(暗号資産)と株の違いについてまとめました。
仮想通貨(暗号資産)と株には、共通点があれば、反対に違う点もありました。
株は、値上がりによって得られる利益以外にも、配当金や株主優待制度といった保有者にメリットがあります。
しかし、仮想通貨(暗号資産)の場合は、利益を得ることができるポイントが、値上がり益のみです。