仮想通貨(暗号資産)を運用するために、今までに利用されていなかった技術が
使われています。
その代表例が、ブロックチェーンです。
管理者を持たない仮想通貨(暗号資産)を安全に運用するために、不可欠な技術です。
ブロックチェーンのような仮想通貨(暗号資産)で使われている技術を
他の分野にも利用しようとする動きがあります。
これが、ビットコイン2.0と言われています。
ビットコイン2.0は、仮想通貨(暗号資産)から生まれた技術を
他の分野で利用(する動き)を指しています。
では、どんな技術が、どんな風に使われようとしているのでしょうか。
ビットコイン2.0の具体例をまとめました。
ビットコイン2.0具体例
スマートコントラクト
スマートコントラクトとは、ブロックチェ―ンに契約の条件等を付けることができる機能です。
イーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)が、この能力があります。
スマートコントラクトの使い方は、ある条件を設定しておいて、
その条件をクリアした人にいくら渡すといった使い方ができるんです。
具体的には、不動産の契約や車のシェアなどの分野で
使われる可能性があります。
独自通貨の発行
ブロックチェーンを使うことで、誰でも独自の通貨を
発行することができるようになります。
通常通貨を発行するときには、その通貨の信用が重要視されます。
誰かが正確に取引されるように管理していないと、不正が起こりますよね。
そうなると安心して取引ができません。
しかし、ブロックチェーンの技術を使えば、
独自通貨を発行することも可能になるんです。
まとめ
ビットコイン2.0とは、仮想通貨(暗号資産)で使われている技術を
他の分野で利用しよう動きを指しています。
元々、ビットコインは、通貨としての役割だけしかもってませんでした。
しかし、ビットコインに使われている技術を他の分野でも使えるのではないかと
考えられたんです。
その結果、ビットコイン2.0は、様々な分野で検討されています。
この技術を使ったシステムが、実現すると社会生活が大きく変わる可能性を秘めています。