なんと、ビットコインが0円で買えるという事態が起こったんです。
ビットコインは、現在でも1BITが、100万円以上の価格です。
しかし、実際に、0円でビットコインを購入した人がいたそうです。
0円でビットコインを購入できるなんてありえないですよね。
では、購入者たちは、どうやって、取引所ザイフでビットコインを0円で購入したんでしょうか。
ビットコインを0円購入できた理由
まず、ビットコインを0円で購入した状況をまとめました。
購入可能時間帯
2018年2月18日17:40頃~(約20分間)
購入可能場所
Zaif(ザイフ)
購入者数
7人
理由
システムトラブル
ビットコインを0円で購入することができた理由は、「システムトラブル」のようです。
理由がわかってしまえば、「そーいうこと」と納得してしまいそうですよね。
しかし、気になることがありませんか。
0円で購入した人は、どうなったかということです。
ビットコインを0円で購入した人は
購入時
ビットコインを0円で購入した人は、買えるだけのビットコインを購入していたそうです。
0円で購入できるので、いくらでも購入できますよね。
システム復旧後
システムが普及したら、購入したビットコインは、どうなったんでしょう。
ビットコインの金額が正しい金額になったときに、購入者さんのウォレットがすごいことになったそうです。
総資産が、桁外れに増えていたそうです。
1BITの価格×所有コイン数となれば、恐ろしい金額になったそうです。
トラブルが判明した理由
ビットコインが0円で購入できたトラブルが判明した理由は、明確には伝えられていません。
しかし、伝えられている状況から推測すると、大量のビットコインが売りに出されたことが理由のようです。
売りに出された数量
売りに出されたビットコインの数は、なんと20憶BIT!!
1BITを100万円としても、約2,000兆円です。
桁数が多すぎて、どれくらいの金額なのか、よくわかりませんよね。
参考までに、日本の国家予算が約100兆円です。
単純計算をすると2,000兆円は、日本の国家予算の20年分なんです。
これだけあれば、増えづつける日本の借金も一気に返すことができますね。
売りに出された結果
売りに出された大量のビットコインは、取引されることはなかったそうです。
理由は、売りに出した購入者が、意図的に、指値で注文を出していたからだそうです。
もし、成り行きで注文を出していれば、価格が暴落してしまっていたはずです。
ビットコインの発行上限は、2100万BTCですからね。
20憶BTCは、発行上限を超えてしまっています。
つまり、発行上限の20倍もの大量のビットコインが販売されたことになているんです。
存在しないビットコインを購入できてしまっていたんです。
システム修復後
ザイフとしては、ビットコインの異常に気付き、価格を正しい数値に変更しました。
そのとき、0円で購入した人達はどうなったんでしょうか。
購入者たちのアカウント
まず、購入者たちのアカウントは、凍結されたそうです。
そして、その後、0円で購入したビットコインは、どうなったんでしょう。
もちろん、大量のビットコインは、アカウントから消えたそうです。
システムエラーで購入できてしまったので、削除されても仕方がないですよね。
しかも、0円で購入した分ですからね。
まとめ
ザイフでビットコインを0円で購入できてしまった事件についてまとめました。
Coincheckのように被害者の数が少ないことが理由なのか、大きく報じられることはありませんでした。
しかし、金額だけで比較すると、今回の件の方が明らかに大きいですよね。
今回のようなトラブルが起こった場合は、取得したコインが無効にできるような内容が、ザイフの規定の中にあったそうです。
もし、その規定がなければ、購入した人たちは、大儲けできていたことになりますね。
過去に、証券会社が、株の売り注文数量を間違えて、その株価が急落したトラブルがありました。
そのときに、その事実を理解して購入した人は、大儲けしてニュースで報道されていましたからね。